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散歩など足の疲れ、体の疲れにはお灸
質問がございましたのでお答えします(^▽^)/
Q:24歳のOLです。季節がよくなったので友人とハイキングに行きました。
日ごろから運動しない私は、足と体の疲労でクタクタになりました。
灸治療でよくなるでしょうか?
A:足の疲れ、体の疲労には「足三里」というツボを使います。
どういったツボかと言いますと、三里=約12キロメートルを歩いても「足三里」に刺激を与えると疲れない、疲れた脚も疲労回復するツボになります。古代中国では長寿のツボとされてきました。
また胃腸の働きを高めて、食欲が増進し疲労回復のツボでもあります。他に精神的なストレスを解消し、膝の痛み、せき止めにも使ったりする万能のツボなんですよ。
ツボの位置は足にあるのですが、
① 体育座りのようにして膝を曲げます。
② 膝頭の下、外側のくぼみに人差し指を添えて、中指、薬指、小指と4本下がったところにあります。
この「足三里」にお灸をしてみて下さい。お灸がない場合は指で押すだけでもいいですよ。
堺・上野芝でお灸専門治療院をしています「上野芝お灸室」です。
3つの首を温めましょう
この時期は一年で最も寒い時期になります。
体調を崩したり風邪をひいたり、インフルエンザに
かかったりする方をたくさん見かけますよね。
そうならないために食事、睡眠、手洗い、うがいは
必要ですが、体を寒さから守る方法があります!
東洋医学では「寒邪(かんじゃ)」と言って
冷えや寒さによる病気の原因があります。
その「寒邪」が体に入って来ないように
くび、手くび、足くびの3つの首を温めます。
つまりマフラー、手袋、靴下をつけることです!
私は中学、高校と陸上部でした。
中学の時、真冬にマラソン大会に出場しました。
手袋をしてスタートをきり順調に走っていました。
徐々に暑くなってきて汗もかいてきたので、
途中から手袋をはずして走りました。
手袋をはずしてから2キロメートルほど走ったところで
体が凍ってきて動かなくなってしまいリタイヤしてしまいました。
リタイヤなんて陸上競技生活で最初で最後の出来事でした。
その時に手や手首を温めることの重要性を知ることとなりました。
3つの首を温める。
これで「寒邪」を防ぐことができますよ。
あとマスクをすると完璧かな(^^♪
今年もよろしくお願い致します
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今週また寒波がやってきます。しっかり暖かくして体を守りましょう。
前回「しもやけ」のことにふれましたが、以下の2つに分けられます。
〇紅斑型
手や足、耳にしこりや、赤い斑点が出来、患部が温まるとかゆくなります。
〇浮腫型
手の甲、足の甲などが水を含んだように腫れ、ひどくなるとそれがくずれます。
紅斑型までは家庭で治療します。それ以上は医師に相談して下さい。軽いものは
患部にお灸をして血液の循環をよくし、揉むのもいいでしょう。
今年もお世話になりました。そして年末年始の休日お知らせ
今年もお世話になりました。
本格的な寒さがやってきました。最近「しもやけ」をあまり見なくなりましが、
しもやけになった場合、お灸治療でよくなります。
上野芝お灸室は12月29日から
1月3日までお休みです。
よろしくお願い致します。
更年期障害
「不定愁訴」といって、はっきりとした理由や原因がないのですが,頭が重い,肩こり,腰痛,いらいらするというような症状が現れることがあります。
不定愁訴を日常生活で耐えている場合を「更年期失調」、耐えられず医師の診察を受けてないといけない場合を更年期障害に分けられています。
自律神経の調和がとれなくなることから現れます。自律神経は交感神経、副交感神経のバランスの上に立っています。バランスがくずれると肩こり、
のぼせ、冷え等の血管神経障害、頭痛、耳鳴り、憂うつ等の精神神経障害等の症状が現れます。
東洋医学では更年期特有の症状を「気・血・水」の停滞ととらえています。お灸には「気・血・水」をめぐらせる力があります。